BSケアって知ってますか?
BSケアとは母乳育児支援の1つ。
つまりおっぱいケアのこと。
おっぱいケアには
堤式や桶谷式などそれぞれの手技があります。
その中の1つがBSケアと呼ばれるおっぱいケアです。
どのおっぱいケアも基本的にその想いは同じ!
『母乳育児をするママを応援したい』
ということだと思います。
BSケアの手技獲得のための練習模型。
※ちょっとリアルすぎるので白黒にしたけど、余計リアルに見えるかな…
BSケアの大きな特徴の1つは
とにかく痛くないおっぱいケアである
いわゆる産後のおっぱいマッサージ…
経験者の方から
「めっちゃ痛かった…」
「涙が出た…」
「お産より辛かった…」
などのお話を聞いたことがある人もいるかもしれません。
なので、
『おっぱいマッサージは痛いもの』
と思い込んでる人も多いかと思います。
しかし!
BSケアは痛くないんです!!
実際に私も退院後に助産院で受けたBSケアは全く痛くなく、むしろ寝れちゃうくらいリラックスできる。
助産師の私でさえ、不思議な感覚でした。
どうして痛くないのか。
それは徹底的に赤ちゃんがおっぱいを飲む時の口、舌の使い方を助産師の手で再現しているから。
おっぱいを絞り出そうとするのではなく、赤ちゃんがそうしているように、ママの身体(ホルモン)に働きかけてケアをしているからなのです。
BSケアを受けたおっぱいは本当にマシュマロのようにフワフワしているのです。
痛いおっぱいマッサージは当たり前ではないんです!
ぜひおっぱいでお困りな方がいらしたらBSケアを受けてみてください。
甘い野菜のスープのアレンジ
息子の大好物の一つ。
だんだんと意思がはっきりしてきて、食べ物の好みも出てきた息子。
しかもその好みは、日や食べる時間帯によって規則性はなくバラバラ。
例えば、昨日の夜はパクパク食べたものを翌日の朝ごはんは全く拒否。
なんてこともザラにあります。
そんな息子ですが、
このスープ(お野菜盛りだくさんすぎて、スープというよりトマト煮込み 笑)だけは絶賛ヒット中なのです!
野菜だけで本当に甘いスープができます!!
使う野菜は、主に
人参
玉ねぎ
サツマイモ or ( and ) かぼちゃ
ここに葉物野菜でキャベツや白菜を入れることも。
息子はどちらかというと陽性タイプ。
活発で好奇心が旺盛!
エネルギーが有り余ってます!
っていう風です。
それに子どもはやや陰性の方が子どもの成長する力、伸びる力をサポートしやすいと言われています。
なので、マクロビ子育てでは、塩分(陽性)を控えて、葉物野菜(陰性)を取るといいとされています。
とにかく野菜を切って順番に並べて、
「おいしくなーれ」とおまじないをかけながらそーっとお水を注いでコトコト煮るだけ。
出来上がったら、
トマトの水煮缶を入れてさらに煮込む。
トマトの水煮缶を入れて煮込むと水分が減って、食べさせやすくて重宝しています。
特に外出先では、スープなどお汁の多いものはこぼしたりして大変なので…
一歳半頃から少しずつ味付けを始めたのですが、このスープは未だに味付け一切なしでも本当によく食べてくれます。
母にとってもパクパク食べてくれる姿は嬉しいものですし、息子にとってもお野菜たっぷり食べれるので、とてもありがたーいスープです。
このスープのヒットはいつまで続くのか!!
今回は雑穀のもちきびも入れたので、ミネラルもたっぷり、トロッとしたスープになりました。
経過観察、またご報告させていただきますね。
母乳育児格闘記③
一難去ってまた一難。
生後2日目の朝の体重減少と低血糖から、その日の夕方には早期新生児黄疸の診断で夜22時頃から光線療法が開始になりました。
夕方、ミノルタ測定(黄疸の値を皮膚から測定すること)にて高値だったため、採血したところビリルビンの値が高いため光線療法となったのです。
新生児黄疸は決して珍しいことではありません。
むしろどの赤ちゃんも黄疸にはなりますが、それが治療が必要なほどの黄疸かどうかということです。
黄疸とは何なのか?
人の血液は絶えず新しい血液に入れ替わっています。
その古い血液を分解する際に出るのがビリルビンという物質です。
ビリルビンを通常は肝臓で処理しているため私たち健康な大人は通常黄疸にはなりません。
では赤ちゃんはなぜ黄疸になりやすいのか?
その理由は大きく分けて2つ
①赤ちゃんはもともと多血であること。
また赤血球の寿命が大人よりも短いこと。
→つまり、大人に比べて血が多い上にその寿命も短いので、早いスパンで多くのビリルビンが作られます。
②赤ちゃんの肝臓の機能がまだ未熟であること。
→お腹にいる時はビリルビンの処理はへその緒を通してお母さんがやってくれていましたが、外に産まれた瞬間赤ちゃんの肝臓で処理しなければならず、作られた沢山のビリルビンを処理するには赤ちゃんの肝臓はまだ未熟なためビリルビンが分解されずに残ってしまいやすいのです。
入院中の赤ちゃんの皮膚がなんとなく黄色っぽいのはそのせいです。
しかし、我が子の場合、その生理的黄疸を超えて治療が必要な新生児黄疸になりました。
しかも生後2日目早期新生児黄疸。
黄疸は大体生後3日目から4日目に一番強くなってだんだん落ち着いてくるのが一般的です。
助産師として働いていた時も生後3日目や4日目の新生児黄疸の子はよく見ましたが、生後2日目の黄疸はあまり見たことがなかったため、余計にアタフタ不安になりました。
そう。助産師としていくら知識があっても、母親として知識云々ではない気持ちになるのです。
「何でこんなことになっちゃったんだろう…
どうして…何が悪かったんだろう…
もし病気とかだったら…
何度も採血されてかわいそう…
ごめんね…ごめんね…」
そんな思いが頭の中をグルグル。
そして、人知れず涙が流れました。
光線療法を開始した息子
黄疸の原因となるビリルビンは皮膚に現れ、そのため皮膚や白目が黄色くなります。
光線療法とは、光を浴びることによって皮膚に現れたビリルビンの分解を助ける治療です。
ちなみに、息子はビリベッドと言われるタイプの光線療法。
これは通常の赤ちゃん用のベッド(コット)の下から光をあてる方法です。
光線療法にはもう一つ、ユニットと言われるものがあります。
これは赤ちゃんは保育器に入り、保育器の外から光を当てる方法です。
ユニットは1方向だけではなく2方向など光線の量も多くできるため、ビリベッドよりも強力に治療することができます。
息子の場合はとりあえずはビリベッドで大丈夫とのことで、母子同室のまま光線療法を開始しました。
光線療法のポイントはしっかりと光に浴びせること!
つまりなるべくベッドに横にして光に当てさせることで治療効果が出るのです。
しかし、頻回に泣く我が子。
光にしっかり当てて早く黄疸が良くなってほしいと思う一方で、泣き叫ぶ我が子をベッドに寝かせたままにすることも心苦しくて…
低血糖、そして黄疸など息子は何ともなければされる必要もない採血(赤ちゃんの場合は血管が細いので、ヒールカットという方法でかかとに針をさして血液を絞り出す方法で採血をします)を何度もされていると思うと申し訳なくて…
でもそんなことを病院の助産師さんにも話せず、(医療者あるあるでしょうか…分かっている、理解しているふりをして)1人不安に押しつぶされそうな入院生活でした。
そんな不安の中で光線療法を行って24時間後の黄疸検査では何とか基準値をクリアし、無事に光線療法が終了となりました。
ほっと一安心したのも束の間、その後に続く長い長いおっぱいの苦しみが始まったのでした…
次はついにおっぱい編です。
お粥パン
息子の離乳食からマクロビオティックに興味を持ち、今リマクッキングスクールに通っています。
先日のレッスンで習ったのが
お粥パン
名前の通り、お粥に粉を混ぜてオーブンで焼いたもの。 イーストや天然酵母などを使わないので、発酵に時間をかける必要もなく本当に手軽に出来上がります。
見た目はパンというよりは肉まんのようですね。
自宅に帰ってからも早速作ってみました。
息子にあげるとパクパク食べてくれました。
息子はパンも大好き。
むしろご飯よりも好きな感じなのですが、
市販のパンはマーガリンや添加物などが入っているものも多く、パンをあげるときは白神こだま酵母で手作りしていました。
しかし、パン作り初心者なので失敗してしまうこともあったり、何より出来上がるまでに
粉の計量
生地の捏ね上げ
一次発酵
成形
二次発酵
焼き上げ
とかなり時間がかかるのに加えて、息子のお昼寝の時間を狙ってやっても途中で起きてしまってレシピ通りの工程にならず…
あとは、グルテンも気になっていました。
でも、パンって外でご飯を食べさせるときに便利なんですよね。
常温でも持ち運べるし、手も汚れない(おにぎり渡すと手がご飯粒まみれに…)
そんな理由でパンをあげてましたが、お粥パンはそのパンの代わりにとても良さそう!
材料はパンに比べてとてもシンプル。
パンは酵母を発酵させるエサとなる砂糖が必要不可欠、あとはバターなどの油も入ることがあります。
一方お粥パンは、砂糖も油も入りません。
そして、息子にあげて気づいたのが、パンのようなパンくずが出ない!ということ。
当たり前と言えばそうなのですが、パンはどうしてもパンくずが出てしまい、車の中やベビーカー、お店やお邪魔したお宅を汚してしまうことが一つの気がかりでした。
そんな訳で
お粥パン、これからも活躍してくれそうです!
※写真は作ったお粥パンをせいろで温めたもの。
普通のパンもそうですが、せいろで温めると水分を含んでふんわりあったまりますのでおススメです♡
我が家愛用のせいろについてはまた改めて書こうと思います。
息子くん発熱
先日息子が熱を出しました。
その日の朝、右の鼻から透明な鼻水がタラーっと出ていましたが、その他食欲や排泄、活動なども普段と変わった様子はなし。
「最近、果物(桃やバナナ)を食べさせることが多かったから緩んだのかなぁ」
※果物は陰陽のなかでは陰性の食べ物
特に南国でとれる果物は暑い地域でとれるだけあって身体を冷やす、つまり緩める作用があります。
最近の息子は桃にどハマりで、
「モモ、モモ」と言う姿が可愛くてついつい食べさせてしまってました。
バナナは一日中外出することが多く、手軽にあげられるので重宝して連日あげることも多くなってしまってました。
息子の鼻水をその程度くらいに思っていなかったのですが、その日の夜中、2:30頃おもむろに起きた息子を抱きしめると「熱い!」
38.6℃
熱以外はご機嫌もよく、水分も取れる。
「まぁ、大丈夫だろう」
と思って様子を見ることに。
ただ、念のためというか、若干ホメオパシーの実験も兼ねてレメディを2種類飲ませました。
まずは、
お決まりの
『Ferr-p.ファーランフォス』
風邪の引き始め、炎症初期に効くレメディ。
次は
『Avon.アコナイト』
ゾクっときたらアコナイトと言われるくらい風邪を引きそうな時に飲むレメディ。
息子の場合、すでに熱が出てたので、もしかするとアコナイトは鼻水出てた時点で飲ませた方がヒットしたのかも?!
まぁ、でもとりあえずこの2つを飲ませて、再びベッドへ。
しばらくするとまた眠り、6時過ぎに目覚めると、体温計で測る必要もないくらい熱が下がっているのが分かりました。
うまくレメディがヒットしてくれた様で、
発熱後約5時間ほどで解熱。
息子の身体はデトックスされたようです。
その後、夜になるとまた熱が出るかなぁと思いきやその後の発熱はなく、今は粘稠性の鼻水を垂らしながら元気に過ごしています。
アレルギー?⓶
息子の湿疹のその後。
レメディ内服後から徐々に落ち着き、1週間もすると薄暗い痕が残る程度になり、赤みや湿疹はすっかり引きました。
そして、さらに1ヶ月後には元々の虫刺されの痕は残っていますが、その他の部分はすっかりキレイになりました。
なぜか虫刺され痕はずーっと残ったままで、1ヶ月近く経っても思い出したように掻いたりしていましたが、今は気にする様子もなく痒みも無いようです。
そして、この経過と先日の高野先生のお話会での内容を統合して考えて見ると、一言で薬のアレルギーと言ってしまえばそうなのかもしれないのですが、それ以前に息子が体内の異物をきちんと外に出そうとすることのできる身体なんだなぁと思いました。
そう!
息子の中の内なるドクターがきちんと働いた結果ということです。
ひどい湿疹が出た後、ホメオパシーの勉強会で知り合ったホメオパスの方も
「虫刺されの強い反応(息子の場合、水泡形成)に対して、薬で押さえ込もうとしたのを息子の身体は『そうじゃないよ!ちゃんと毒を外に出したいんだよ!』とばかりに湿疹と高熱を出したんですね。」
と言われたことを思い出しました。
息子の身体は不要な物は要らないということをちゃんと分かって、内なるドクターがちゃんと働いていたんだ!
湿疹などは見た目にも痛々しく、痒がる姿を見ているのは大変辛いので、薬以外の方法だとしても意識としては何とかその症状を落ち着かせよう、押さえこもうとしていました。
しかし、自然療法をそういう意識で選択するのではなく、息子の内なるドクターの力を信じ、息子の身体が行おうとしている解毒を邪魔せず、むしろ手助けできることをしてあげる意識で自然療法を取り入れるといいんだろうなぁと改めて振り返ったところでした。
自然療法をただ西洋医学の代替えのように捉えるのではなく、そこにはきちんと内なるドクターの存在を信じる意識を持つことが必要だと感じました。
豊受クリニック
豊受クリニック
高野先生の講演会に行ってきました。
先日の一歳半検診で初めて豊受クリニックを受診し、大変丁寧な診察(発達の自己チェックシートなどや聞き取りも一切なく、息子が自由に遊び動く様子を観察し、目の前の息子をきちんと診て下さっているという感覚でした)をしていただき、ぜひ色んなお話を伺いたいと思い今回参加しました。
息子も一緒だったのでメモを取ることはできなかったので、その覚書も兼ねての文章です。
アルバート・シュバイツァー医師 の
「どんな人の中にも内なるドクターがいる。
誰もその真実を知らずに医者を訪れる。
全ての人に宿る、
内なるドクターに働くチャンスを与えよう。
その時初めて、
我々は医者としての本領を発揮したことになる。」
この言葉が一番心に残りました。
1人の母として助産師として母子に関わってきた1人として、
一人一人の中に存在するこの「内なるドクター」の力を本当に信じたことがあるだろうか。
息子が産まれてから、食養法や自然療法を勉強し、息子の食事などは基本的に手作りを心がけ、なるべく医者にもかからず無用な薬などを取らないように気をつけてきました。
それは息子の身体に不必要なものは入れたくないと思う一心でした。
もちろん、不必要なものを取らないことは大切なことだと思います。
しかし、過度にそれらを入れることを恐れるのではなく、彼の中にすでにある「内なるドクター」の力を信じることが今の私には大切なことだと気付かされました。
最近の息子は私ちちと同じ食器で同じご飯を食べたがります。
家での食事は親の取り分けで良いにしろ、困ったのは外食の時です。
もちろん外食の際はファミレスやファーストフードなどではなく、定食屋さんや無添加のうどん屋さんなど息子が食べられそうなお店を選んではいます。
しかし、外食における調理過程や食材、調味料などはどのように為されているのかは分からないのが通常です。
そんな不安を持ちながら、彼の同じものを食べたいという欲求も大切にしてあげたいと思い、取り分けて与えていました。
そう、与えながらもこの食べ物は安全なのかと疑問と不安を抱きながら…
しかし、不安に思いながらそれらの食事を与えるのではなく、彼自身に多少の農薬や添加物の害を出せる身体を持っていることを信じること。
そして私たち親が、それを邪魔しない身体を育てるような子育てをしていることに自信を持つこと。
キーワードはまさに
「信じること」
ワクチンにしても色々悩んで推奨派の意見も反対派の意見の本も沢山読みました。
でも今日高野先生のお話で胸の中にあったモヤモヤがストンと落ち着きました。
今までの私は、
ワクチンの添加物の量やワクチン接種による重大事象を考えると打つことはしたくない。
ただもしワクチンを打たずにその感染症にかかってしまった場合に、脳炎や髄膜炎など重篤な自体を招くかもしれない。
息子がもしそうなったら…
そう考えると息子にとってどうしてあげらたらいいのか分からなくなっていました。
でも、今回高野先生のお話を聞いて、
その1人に我が子が入らないと信じれるかどうかというお話がありました。
あぁ、私はその1人になることを過剰に心配していたんだなぁ。
信じられる方が良くて、信じられない方が悪いという話でもなく、ただ単に信じれるか信じられないというかそこに不安があるか。
ワクチンについては無料だから、みんなやってるからと当たり前に射つ前に、それぞれのワクチンについて学び、選択していくことが大切なのかなぁと思いました。
射つにしろ、射たないにしろ自信を持って愛する我が子のために親が考えて選択したのであればそれが正しいことなんだろうなぁと。