豊受クリニック

豊受クリニック

高野先生の講演会に行ってきました。

 


先日の一歳半検診で初めて豊受クリニックを受診し、大変丁寧な診察(発達の自己チェックシートなどや聞き取りも一切なく、息子が自由に遊び動く様子を観察し、目の前の息子をきちんと診て下さっているという感覚でした)をしていただき、ぜひ色んなお話を伺いたいと思い今回参加しました。

 

 

 

 

 

 

息子も一緒だったのでメモを取ることはできなかったので、その覚書も兼ねての文章です。

 

 

 

 

 

 

 


アルバート・シュバイツァー医師 の

 

「どんな人の中にも内なるドクターがいる。

誰もその真実を知らずに医者を訪れる。

全ての人に宿る、

内なるドクターに働くチャンスを与えよう。

その時初めて、

我々は医者としての本領を発揮したことになる。」

 

 

 

 


この言葉が一番心に残りました。

 

 

 

 


1人の母として助産師として母子に関わってきた1人として、

一人一人の中に存在するこの「内なるドクター」の力を本当に信じたことがあるだろうか。

 

 

 

 

 

 

息子が産まれてから、食養法や自然療法を勉強し、息子の食事などは基本的に手作りを心がけ、なるべく医者にもかからず無用な薬などを取らないように気をつけてきました。

 

 

 

 

 

 

 


それは息子の身体に不必要なものは入れたくないと思う一心でした。

 

 

 

 

 

 

 


もちろん、不必要なものを取らないことは大切なことだと思います。

 

しかし、過度にそれらを入れることを恐れるのではなく、彼の中にすでにある「内なるドクター」の力を信じることが今の私には大切なことだと気付かされました。

 

 

最近の息子は私ちちと同じ食器で同じご飯を食べたがります。

家での食事は親の取り分けで良いにしろ、困ったのは外食の時です。

 

 

 

もちろん外食の際はファミレスやファーストフードなどではなく、定食屋さんや無添加うどん屋さんなど息子が食べられそうなお店を選んではいます。

 

しかし、外食における調理過程や食材、調味料などはどのように為されているのかは分からないのが通常です。

 

 

そんな不安を持ちながら、彼の同じものを食べたいという欲求も大切にしてあげたいと思い、取り分けて与えていました。

 

 

 

そう、与えながらもこの食べ物は安全なのかと疑問と不安を抱きながら…

 

 

 

 

しかし、不安に思いながらそれらの食事を与えるのではなく、彼自身に多少の農薬や添加物の害を出せる身体を持っていることを信じること。

 

 


そして私たち親が、それを邪魔しない身体を育てるような子育てをしていることに自信を持つこと。

 

 

 

 

キーワードはまさに
「信じること」

 

 

 

 

 

 

 


ワクチンにしても色々悩んで推奨派の意見も反対派の意見の本も沢山読みました。

 

 

 

でも今日高野先生のお話で胸の中にあったモヤモヤがストンと落ち着きました。

 

 

 

 


今までの私は、

ワクチンの添加物の量やワクチン接種による重大事象を考えると打つことはしたくない。

 

 


ただもしワクチンを打たずにその感染症にかかってしまった場合に、脳炎髄膜炎など重篤な自体を招くかもしれない。

 

 

 

息子がもしそうなったら…

 

 

 


そう考えると息子にとってどうしてあげらたらいいのか分からなくなっていました。

 

 

 

 

 

 

でも、今回高野先生のお話を聞いて、

例えば、ある感染症にかかり脳炎になる確率が1万人に1人。

その1人に我が子が入らないと信じれるかどうかというお話がありました。

 

 

 

 

 

 

あぁ、私はその1人になることを過剰に心配していたんだなぁ。

 

 

 

 

 

 

信じられる方が良くて、信じられない方が悪いという話でもなく、ただ単に信じれるか信じられないというかそこに不安があるか。

 

 

 

 

 

 

ワクチンについては無料だから、みんなやってるからと当たり前に射つ前に、それぞれのワクチンについて学び、選択していくことが大切なのかなぁと思いました。

 

 

 

射つにしろ、射たないにしろ自信を持って愛する我が子のために親が考えて選択したのであればそれが正しいことなんだろうなぁと。

 

 

 

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