アレルギー?
息子の足が真っ赤に腫れ、痛々しいほどの湿疹ができました。
そのきっかけは虫刺されでした。
10日間ほど前に公園で虫に刺され、その2日後くらいに時間差で虫に刺された部分が水泡になりました。
その水泡がベロンと破けてしまい、自己判断でキズパワーパッドを貼っていました。
キズパワーパッドを貼っている際中は、息子も特に痒みもなかったのか弄らず、5日ほど張り替えながら様子を見ていました。
19日の朝、キズパワーパッドが剥がれてきていたので剥がしてみると、水泡が破綻した部分は新たな皮膚が赤黒くできていて、その周囲にポツポツと湿疹がができていたので、念のためにと思い、近くの皮膚科を受診しました。
すると、年配の女医さんはサラリと足を見た程度、話もろくに聞かず軟膏を塗り、軟膏が塗布されているガーゼをテープで止め診察が終わりました。
そして、同様の軟膏を処方するので一日一回軟膏を塗ってガーゼで覆って置くようにと。
その日の夕方から39.6度の発熱。
上がったり、下がったりを繰り返しながら
翌朝息子の足を見てみると、ひどい湿疹ができており、そういえば朝方無性に足を掻いていたことを思い出しました。
熱は相変わらず38.8度程度。
足以外にも手の甲や腕にも湿疹ができ、腰回りやお尻、胸やお腹、背中、つまり全身に発疹ができていて痒がっています。
これはただ事ではないと思い、日曜日でもやっているまた別の皮膚科を受診しました。
そこでは、おじいちゃん先生が丁寧に話を聞いてくれて、虫眼鏡で足を観たり、口の中を観てくれたり。
そこでは、体幹の湿疹はあせものようだと。
たしかに元々あせもが少し出ていて、昨日からの発熱により汗をかいていたのでそうかなぁと。
ただ、足の湿疹は前のクリニックでもらって塗っていたガーゼの部分の周囲に赤くただれた様な湿疹が広がっていることから、他に原因がありそうだが、はっきりとその原因はわからないようでした。
前の病院で処方された軟膏も強い薬ではないんだけどなぁと。
でも、掻きむしってそこから細菌に感染することを防ぐためにも、まずはステロイドの軟膏を使って次の日また皮膚科で診てもらってくださいと。
そして、この時もまだ熱が38.6度あったので、痒み止めと解熱剤の飲薬も処方されました。
この皮膚科には主人も一緒に行ってくれたのですが、病院を出た途端、
「豊受クリニックに診てもらおう」
と話しました。
ステロイド…この言葉に一気に不安になってしまいました。
家に帰っても息子の熱は上がったり下がったり。足や手をしきりに掻こうとする息子。
豊受クリニックは月曜日までお休み。
ステロイドはなるべく使いたくない…
自己判断で対応していいのか…
ステロイドをむやみに拒否して余計に悪化や長引くのは良くないのでは…
息子の辛さを早く取ってあげたい…
そんな思いが頭をぐるぐるして、どうしたらいいのかわからなくなってしまいました。
それでも痒がる息子をみて、2度ほどもらったステロイド軟膏を塗ってみました。
その間、自然派の子育てママに相談したら、ステロイドはやっぱり良くないと言われ、次の日に診てもらえる所を探して本日受診してきました。
主人と3人で伺いました。
簡単な問診票には、
「治療に関して希望することはありますか?」との質問があり、
「ステロイドをなるべく使わずに治療したい。自然療法で治るならば治療したい。」と記入しました。
一般的なクリニックでは、ステロイドを使いたくないとはなかなかいいにくい雰囲気があるように感じていて…
なので自然療法も取り入れている所を探してこちらに行き着きました。
なので問診票にすでに治療の希望を聞いてくれていることで安心しました。
待ち合い室には沢山の患者さん、お子さんの姿もありました。
30分ほど待って診察室に呼ばれました。
そこには沢山のレメディが置いてあり、テーブルには医学書。
先生は白衣も着ず、穏やかに座っておりました。
そして息子の足をマジマジと診て、
「お二人にアトピーはありませんか?」と。
私たちは2人ともアトピーの既往はなく、
その後こうなった経緯を丁寧に聞いてくれました。
もちろん、問診票も確認してくれていて、ステロイドを使いたくないとの希望も知って下さった上で、
「ここまでの湿疹だと、大人だったら塗り薬ではなくもうステロイドの内服を出すと思います。」と。
「内服で一気に症状を落ち着かせて、良くする方法をとってもいいくらいの状態だ。」と。
その上で
「でももし頑張れるならば、1週間くらいステロイドを使わずに様子みるかどうしますか?」と。
私と主人はステロイドを使わずに対応する方法を選択しました。
その上で、
なぜこうなってしまったのかについても先生の見解を話してくださいました。
きっかけは虫刺され。
きっとその虫もそんなに強いアレルギー反応を起こすような虫ではなかったのかもしれないが、息子の身体が過剰に反応して水泡などを作った。
そこに薬剤を塗ったことで、アレルギー反応を増幅させてしまい、こうなのったのではないかと。
先生の例えでわかりやすかったのが、
不眠の薬なのに約10%は逆に不眠になることがある。それは薬が無理やり寝かそう寝かそうとしているのに対して、身体が抵抗して起きるように反応してしまうことがあるのだと。
息子の場合も薬では無理に炎症を抑え込もうとしたことに息子の身体が逆に反応してさらなる炎症を起こした。
そうなると、西洋医学の薬では同様のことが起きる可能性もある。
私たちも先生も同じ見解でした。
そして、息子は初めてのレメディを一粒口にしました。
初めは警戒してすぐ口から出しましたが、また口に入れるとすんなり舐めてくれました。
翌日も予約を取って診て頂けることになりました。
その後、1日2回同じレメディを内服しましたが、不思議と赤みが引いて湿疹が落ち着いてきたように思います。
写真はレメディ内服翌日
ピークが落ち着いてきた状態です。